【大阪府版】東大阪市・豊中市のリフォーム助成金まとめ|耐震・省エネ・バリアフリー支援制度を徹底解説

大阪府内でも特に住宅密集地が多い東大阪市・豊中市では、
耐震・省エネ・高齢者向けのリフォームを支援する補助金制度が整備されています。

古い家だから耐震が心配…東大阪市で補助金は使えるの?

豊中市のリフォーム補助金って、どんな工事が対象になるの?

この記事では、2025年度最新版の東大阪市・豊中市リフォーム助成制度を詳しく紹介します。
対象者・工事内容・申請の流れまで、図表を使ってわかりやすく解説します。
また、国の補助制度や他市との比較もまとめているので、ぜひ参考にしてください。


目次

東大阪市のリフォーム補助金制度

東大阪市

東大阪市では、老朽住宅の耐震化を中心に、
「耐震リフォーム」「バリアフリー改修」「省エネ改修」など幅広い支援を行っています。


東大阪市 住宅リフォーム支援事業の概要

項目内容
対象者東大阪市内に住宅を所有し、自ら居住している方
補助金額工事費の10%(上限10万円)
対象工事屋根・外壁・キッチン・浴室・トイレなどの改修、バリアフリー、耐震補強
条件市内業者施工、市税完納者であること
募集期間毎年4月〜予算上限に達するまで(先着順)

ポイント

  • 「市内施工業者による工事」が条件なので、地元工務店に依頼が必要。
  • 一般的な住宅改修だけでなく、省エネ・バリアフリー工事も対象

関連記事:【大阪府】自治体によって補助金が全然違う?市町村別の制度格差とその背景


耐震改修補助制度(木造住宅対象)

項目内容
対象住宅昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅
補助内容耐震診断費・耐震改修費の一部を補助
補助額最大100万円(耐震診断+改修を行う場合)
条件耐震改修後、評点1.0以上を満たすこと

東大阪市は耐震支援が特に充実しており、
「耐震診断費無料」や「段階的改修への補助」もあります。

関連記事:耐震リフォームで損しないために|補助金と診断・工事の流れを解説


豊中市のリフォーム補助金制度

豊中市

豊中市では、「環境」「安全」「快適」をテーマにした住宅支援制度を展開しています。
特に省エネ設備導入
空き家活用リフォームに関する補助が特徴です。


豊中市 住宅リフォーム支援事業(基本補助)

項目内容
対象者豊中市内に住宅を所有し、居住している方
補助金額工事費の10%(上限10万円)
対象工事屋根・外壁改修、水回りリフォーム、バリアフリー、断熱改修など
条件市内業者による施工、市税の滞納がないこと
申請時期毎年4月頃〜予算上限まで(先着順)

ポイント

  • 「住宅性能向上」を目的としたリフォームが対象。
  • 太陽光パネル設置・省エネ給湯器などの設備も対象になる場合があります。

関連記事:窓・断熱リフォームで使える補助金まとめ|内窓・二重窓・断熱材の支援額と申請方法


空き家改修支援補助金

豊中市では、空き家を購入または賃貸用として活用する場合にも補助金が出ます。

項目内容
対象住宅1年以上空き家になっている物件
対象者空き家を購入して居住する、または賃貸活用する方
補助額工事費の1/2以内(上限30万円)
対象工事屋根・外壁・内装改修、バリアフリー・耐震補強など
条件市内業者施工、居住目的の改修であること

関連記事:和歌山県の“空き家改修補助金”を活用したリフォーム戦略


申請で失敗しない3つのポイント

東大阪市・豊中市いずれも、申請前に工事を始めると対象外になる点に注意が必要です。
次の3つをチェックして、スムーズな補助金申請を行いましょう。

  • 1. 工事着手前に必ず申請を完了する
    → 事前審査を通過してから契約・着工すること。
  • 2. 市内登録業者の見積もりを取る
    → 「県外業者」施工は補助対象外になる場合があります。
  • 3. 書類・写真の提出漏れに注意
    → 着工前・工事中・完工後の写真が求められるケースも。

提出書類は「見積書・図面・納税証明書・写真」のセットが基本。
書き方に不安がある場合は、市の住宅政策課でサポートを受けられます。

関連記事:リフォーム補助金の申請書類まとめ|審査で落ちないための完全チェックリスト


国の補助金との併用も可能

国の補助金

東大阪市・豊中市どちらも、国の制度との併用が認められています。

国の補助制度内容最大補助額備考
子育てエコホーム支援事業断熱改修・高効率給湯器など最大30万円(条件により60万円)世帯条件あり
先進的窓リノベ2025高断熱窓の設置最大200万円戸建・マンション対応
住宅ローン減税(リフォーム特例)省エネ・耐震リフォーム所得税控除 最大20万円要確定申告

関連記事:住宅補助金の変化を読み解く|過去制度との比較でわかる最新の支援ポイント


他自治体との比較(大阪府内主要市)

大阪府内主要市
自治体最大補助額対象工事の特徴
東大阪市最大100万円(耐震)耐震改修・省エネ・高齢者改修
豊中市最大30万円(空き家)空き家・省エネ・一般改修
大阪市最大20万円省エネ設備・バリアフリー
堺市最大40万円住宅性能向上・耐震改修

東大阪市は耐震改修中心、豊中市は空き家活用・省エネ重視と特徴が異なります。
自分のリフォーム内容に合った自治体制度を選ぶのがコツです。


補助金活用でお得にリフォームするコツ

補助金活用でお得にリフォームするコツ
  • 早めの申請が鉄則(予算枠が早期終了するケース多い)
  • 市内登録業者に相談(制度内容を熟知している)
  • 国の補助金との併用を検討(最大100万円以上支援も可能)

関連記事:信頼できる工務店の見分け方|契約前に確認すべき5つのポイント【2025年版】


まとめ:東大阪・豊中での補助金活用ポイント

  • 東大阪市は「耐震」「省エネ」「バリアフリー」中心
  • 豊中市は「省エネ」「空き家活用」など柔軟な支援制度あり
  • 両市とも市内業者施工・事前申請必須
  • 国制度との併用で最大100万円超の補助も可能

リフォームを検討中の方は、まず市役所または地元工務店に制度の最新情報を確認しましょう。
年度ごとに予算枠や内容が変わるため、早めの行動が成功のカギです。


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この記事を書いた人

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