目次
はじめに
リフォームを検討する際に最も気になるのが「費用相場」。
同じ工事でも業者や素材によって価格差が大きく、「高いのか安いのか分からない」と不安になる方は多いでしょう。
この記事では、2025年時点の最新データをもとに、工事別のリフォーム費用相場をまとめました。
水回り・内装・外装・耐震といった主要工事を網羅し、相場より高い場合・安い場合の注意点も解説します。
リフォーム費用が相場より高い・安いのはなぜ?

相場より高いケース
- ハイグレードな設備を選んでいる
- デザインやオーダーメイド要素が多い
- 工事範囲が広く、下地補修も必要
相場より安いケース
- 部分的な交換のみで済ませている
- 既存の配管や構造を流用できる
- 値引きキャンペーンや補助金を活用している
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工事別リフォーム費用の目安【一覧表】
工事内容 | 費用相場 | 工期の目安 |
---|---|---|
キッチン交換 | 50〜150万円 | 3〜7日 |
浴室リフォーム(ユニットバス) | 80〜150万円 | 5〜10日 |
トイレ交換 | 15〜40万円 | 1〜3日 |
洗面台交換 | 10〜30万円 | 1〜2日 |
内装(壁紙・床) | 10〜50万円 | 2〜7日 |
外壁塗装 | 80〜150万円 | 2〜3週間 |
屋根改修 | 100〜200万円 | 2〜3週間 |
耐震補強 | 100〜250万円 | 1〜3か月 |
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水回りリフォームの費用相場と注意点

キッチン
- 相場:50〜150万円
- 価格差要因:システムキッチンのグレード、壁付けか対面か
浴室
- 相場:80〜150万円
- 価格差要因:在来工法からユニットバスへの変更、断熱仕様の有無
トイレ
- 相場:15〜40万円
- 価格差要因:タンクレスか、手洗い器の有無、内装工事の範囲
内装・外装リフォームの費用相場

内装(壁紙・床)
- 相場:10〜50万円
- 価格差要因:素材(ビニールクロス/漆喰/フローリング/クッションフロア)
外壁塗装
- 相場:80〜150万円
- 価格差要因:塗料の種類(ウレタン/シリコン/フッ素)、足場費用の有無
屋根改修
- 相場:100〜200万円
- 価格差要因:塗装か葺き替えか、瓦・スレートなど素材の違い
耐震・バリアフリーリフォームの費用相場

工事内容 | 費用相場 | 注意点 |
---|---|---|
耐震補強 | 100〜250万円 | 築年数・構造によって差大 |
手すり設置 | 5〜15万円 | 部屋数によって増加 |
段差解消 | 10〜30万円 | 床全体の張り替えが必要な場合も |
トイレ・浴室バリアフリー | 30〜100万円 | 介護対応設備は高額 |
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見積もり比較で相場感をつかむ
リフォーム費用は条件で変動するため、相場はあくまで目安です。
実際の費用を把握するには、複数業者の見積もり比較が欠かせません。
見積もりでチェックすべき項目
- 工事内容が「一式」ではなく明細化されているか
- 材料費・人件費が明確に分けて書かれているか
- アフターサービスや保証内容が記載されているか
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まとめ
- 2025年のリフォーム費用相場は、工事別に 数十万円〜数百万円 と幅広い
- 相場より高い場合は「仕様・工事範囲の拡大」、安い場合は「部分交換・補助金活用」が背景に多い
- 水回り・内装・外装・耐震まで、まとめて把握することで計画が立てやすい
- 後悔しないためには、複数業者の見積もり比較と、信頼できる工務店選びが不可欠
リフォーム費用は相場を知るだけでなく、自分の住宅状況に合わせた最適な計画を立てることが大切です。