【大阪府】吹田市・茨木市のリフォーム補助金まとめ|耐震・省エネ・申請の注意点

吹田市・茨木市など北摂エリアは、子育て世帯からシニア世帯まで住宅ニーズが幅広く、リフォーム需要が高い地域です。一方で、補助金制度は「市の耐震補助」「国の省エネ補助」「税の優遇(減税)」が混在し、調べ方を間違えると申請できないまま契約してしまうケースもあります。

この記事では、吹田市・茨木市で使いやすい補助制度を耐震(木造住宅)省エネを軸にまとめ、申請の手順と注意点まで解説します。補助金は「契約前」「着工前」の事前相談が必須なので、読みながら準備を進めましょう。

吹田市で中古戸建てを買ってリフォーム予定です。補助金って、キッチンやお風呂にも使えますか?

茨木市で実家の耐震が心配です。補助の条件や、いつ相談すべきか知りたいです。

先に結論:吹田市・茨木市は「木造住宅の耐震(設計・改修・除却)」の支援が分かりやすく、条件が合えば大きな助けになります。水回りや内装などの一般的なリフォームは、自治体単独の補助が常にあるとは限らないため、国の省エネ補助(住宅省エネ2025など)や減税と組み合わせて考えるのが現実的です。

目次

まず押さえたい:補助金は「契約前」が絶対条件

吹田市・茨木市とも、耐震系の補助制度は補助金の交付決定前に契約・着手すると対象外になります。茨木市は「交付決定前に契約・着手すると対象外」と明記されています。まずは工事会社に見積もりを依頼しつつ、並行して市へ事前相談しましょう。

  • 工事内容をざっくり決める(耐震/省エネ/水回り等)
  • 概算見積もりを取る(補助対象の工事範囲が分かる資料が必要)
  • 市の担当窓口へ事前相談する(対象条件・必要書類・受付枠を確認)
  • 交付決定後に契約・着工する
  • 工事完了後、実績報告→補助金受領

「見積もりを取ってから相談」でも遅くありません。ただし契約書にサインする前に市へ相談することが最重要です。

【吹田市】使える可能性が高い補助制度(耐震が中心)

吹田市の代表的な制度は、昭和56年5月31日以前に建築確認を受けた木造住宅を対象とする耐震改修・除却の補助です。対象要件(居住要件、耐震診断の評点、所得条件など)があるため、早めに確認しましょう。

吹田市:耐震改修・除却補助のポイント

区分主な対象補助の考え方(概要)重要な注意点
耐震改修昭和56年5月31日以前の木造住宅、耐震診断の評点1.0未満など工事費の4/5 か、住戸数×75万円(特定世帯は97.5万円)のいずれか少ない方事前協議が必要、契約前に連絡
除却(解体)耐震性が不足する住宅を建替え等のために解体工事費の4/5 か、40万円のいずれか少ない方除却は所得・資産条件が追加される場合あり

吹田市の耐震改修は「評点を1.0以上へ高める」など、工事の目的が明確に決まっています。耐震シェルターの設置も補助対象に含まれます。まずは耐震診断(評点)を確認し、対象になるか判断しましょう。

補助対象外になりやすい例:耐震工事と同時に行う内装更新や設備交換などは、制度上「耐震以外のリフォーム」として補助対象にならない扱いになることがあります。見積書を「耐震部分」と「その他」に分けてもらうと整理しやすいです。

【茨木市】木造住宅の耐震補助は上限増額(令和7年度)

茨木市は、木造住宅の耐震設計・耐震改修・除却に補助制度があります。令和7年度(2025年度)から、耐震改修工事の補助上限を80万円に増額した旨が示されています。申請期限や実績報告期限も明記されているため、工期の逆算がしやすいのが特徴です。

茨木市:補助額の目安(公式記載の範囲で整理)

区分補助額(概要)主な対象条件(抜粋)注意点
耐震設計設計費の70%(上限10万円)木造住宅、耐震診断で評点1.0未満など着手前に事前相談
耐震改修工事課税所得507万円未満:80万円/月額所得214,000円以下:105万円平成12年5月31日以前の建築確認、評点要件など交付決定前の契約・着手は対象外
除却工事課税所得507万円未満:40万円/月額所得214,000円以下:60万円昭和56年5月31日以前、評点0.7未満等耐震改修と要件が異なる

茨木市は、耐震改修と合わせて行うリフォーム(修繕等)は補助対象にならない旨も記載されています。工事計画は「耐震補助でできる範囲」と「別予算でやる範囲」を最初に分けましょう。

省エネリフォームは「国の制度」を軸に組み立てる

水回り交換や断熱改修など、生活改善につながるリフォームは、市町村単独の補助が常にあるとは限りません。そこで現実的なのが、国の「住宅省エネ2025キャンペーン」など、全国共通の補助制度を活用する方法です。茨木市の案内ページでも、子育てグリーン住宅支援事業、先進的窓リノベ2025、給湯省エネ2025などの枠組みが整理されています。

省エネ補助は「登録事業者での申請」が条件になるものが多いです。業者選びの段階で、対象事業に対応できるか確認しましょう。

吹田市・茨木市でよくある組み合わせ例

補助金の考え方は、次のように組み合わせると整理しやすいです。

  • 耐震の不安が強い:市の耐震補助(設計・改修・除却)を最優先で検討する
  • 冬の寒さ・結露がつらい:窓や断熱の省エネ補助(国)を軸に、必要なら給湯器も同時に検討する
  • 水回りが老朽化:補助対象の省エネ設備(高効率給湯器など)と合わせて計画し、対象外部分は実費で整理する

申請で失敗しないためのチェックリスト

契約前チェックを1つでも落とすと、補助金がゼロになることがあります。次の項目を印刷して手元に置きましょう。

  • 制度の対象(築年数・構造・評点・居住要件・所得要件)に当てはまる
  • 市への事前相談を済ませた(受付枠・期限・必要書類を確認)
  • 交付決定前に契約・着工しない運用にした(業者とも共有)
  • 見積書が「補助対象工事」と「対象外工事」で分かれている
  • 工期が期限内に収まる(申請期限・実績報告期限を逆算)

特に耐震系は「評点」や「対象建築時期」の条件が厳密です。吹田市は昭和56年5月31日以前の木造住宅を対象として制度概要を示しており、茨木市も対象建築時期や評点条件を明記しています。ここが曖昧なまま進めると、補助対象外になります。

吹田市・茨木市で「補助金を前提に」業者へ相談するコツ

北摂はリフォーム会社の選択肢が多く、相見積もりもしやすい地域です。だからこそ、補助金を使いたい場合は、相談の仕方を少し変えるだけで成功率が上がります。

p+箇条書き(ハイブリッド)で、相談時に伝えるべき情報をまとめます。

  • 住所(吹田市/茨木市)と建物種別(戸建て/長屋/共同住宅)
  • 建築時期(分かれば建築確認の時期、だいたいでもOK)
  • 耐震の不安(診断済みか、評点が分かるか)
  • 補助金の希望(市の耐震/国の省エネのどちらか、または併用検討)
  • 「交付決定前に契約しない」前提で段取りしたいこと

補助金に慣れている会社は、見積書の分け方や書類の整え方がスムーズです。反対に、補助金の前提を共有しないまま進めると、契約のタイミングが早くなりがちです。

関連制度もチェック:大阪府内は市によって差が出る

同じ大阪府内でも、自治体によって補助制度の考え方や対象工事が異なります。吹田市・茨木市で見つからない支援があっても、国の制度(住宅省エネ2025など)や減税制度でカバーできる場合があります。まずは「市の耐震」「国の省エネ」「減税」を三点セットで確認しましょう。

まとめ:北摂の補助金は「耐震→省エネ→段取り」で決まる

吹田市・茨木市で補助金を活用するなら、最初に「耐震の対象になるか」を確認するのが近道です。吹田市は耐震改修・除却で工事費の4/5などの考え方を示し、茨木市は令和7年度から耐震改修の上限増額や申請期限を明記しています。いずれも契約前の事前相談が条件です。

一般的なリフォーム(設備交換・内装更新など)は、市単独の補助が常にあるとは限りません。その場合は、国の省エネ補助(住宅省エネ2025など)や減税と組み合わせて、家計負担を下げましょう。

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