目次
はじめに
兵庫県で住宅リフォームを検討している方にとって、自治体が実施する補助金制度は費用を抑える大きなチャンスです。
しかし、市町村ごとに制度名や条件が異なり、「どれが使えるのか分かりにくい」という声も多く聞かれます。
本記事では、兵庫県内の主要自治体のリフォーム補助金制度をまとめて解説します。
対象となる工事内容や補助額、申請のタイミングを事前に把握して、賢く制度を活用しましょう。
1. 兵庫県全域で使える制度

兵庫県住宅改修支援事業(県レベルの制度)
- 対象工事:耐震改修、省エネ改修、バリアフリー改修
- 補助額:最大30万円(工事費の1/3以内)
- 条件:昭和56年5月31日以前に着工された住宅、または高齢者・障がい者が居住する住宅
- 申請期間:年度ごとの予算枠内で随時募集
- 注意点:市町村の制度と併用できない場合あり
2. 市町村別の補助金一覧

神戸市
- 制度名:神戸市住宅耐震化促進事業
- 対象工事:木造住宅の耐震診断・耐震改修
- 補助額:最大100万円(工事費の1/2以内)
- 申請期間:4月~予算終了まで
- ポイント:耐震診断費用も別枠で補助あり
姫路市
- 制度名:姫路市住宅リフォーム助成事業
- 対象工事:外壁塗装、屋根改修、水回りリフォーム、省エネ改修
- 補助額:最大20万円(工事費の10%以内)
- 申請期間:4月~予算終了まで
- 注意点:市内業者の施工が必須
西宮市
- 制度名:西宮市高齢者住宅改造費助成制度
- 対象工事:手すり設置、段差解消、浴室改修などのバリアフリー工事
- 補助額:最大20万円
- 条件:65歳以上の高齢者または障がい者が居住
- 注意点:介護保険の住宅改修制度と併用不可
尼崎市
- 制度名:尼崎市住宅耐震改修補助金
- 対象工事:耐震診断、耐震改修
- 補助額:耐震改修最大90万円
- 申請期間:年度内随時(先着順)
- ポイント:木造住宅以外にRC造のマンション共用部分改修も対象
明石市
- 制度名:明石市住宅改修助成事業
- 対象工事:耐震、省エネ、バリアフリー
- 補助額:最大15万円
- 条件:市税滞納がないこと
- 注意点:過去に同制度を利用した住宅は対象外
宝塚市
- 制度名:宝塚市住宅耐震改修補助制度
- 対象工事:木造住宅の耐震改修
- 補助額:最大100万円
- 申請期間:4月~予算終了まで
- ポイント:設計・監理費用も一部補助
加古川市
- 制度名:加古川市住宅リフォーム助成事業
- 対象工事:外壁塗装、屋根改修、省エネ改修
- 補助額:最大10万円(工事費の5%以内)
- 条件:市内業者による施工
高砂市
- 制度名:高砂市住宅耐震改修事業
- 対象工事:耐震診断、改修
- 補助額:最大90万円
- 注意点:事前申請必須
三田市
- 制度名:三田市住宅バリアフリー改修助成
- 対象工事:手すり設置、段差解消、浴室改修
- 補助額:最大20万円
- 条件:高齢者・障がい者が居住する住宅
川西市
- 制度名:川西市住宅耐震化助成
- 対象工事:耐震改修
- 補助額:最大100万円
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3. 補助金を使う際の注意点

- 着工前申請が必須
補助金は工事着工後の申請は認められない場合がほとんどです。 - 予算枠に注意
年度の途中で予算が終了することもあるため、早めの申請が重要。 - 併用不可制度も多い
国や県、市町村の制度は併用できないケースがあります。 - 市内業者限定の制度あり
地域経済活性化を目的とするため、地元業者への発注が条件になることが多い。
4. まとめ
兵庫県内の住宅リフォーム補助金は、市町村ごとに内容や条件が大きく異なります。
「自分の地域+工事内容」で調べることが補助金活用の第一歩です。
- まずは市町村役場や公式サイトで最新情報を確認
- 予算枠・申請期限を必ずチェック
- 工事業者と早めに打ち合わせて申請スケジュールを決定
こうした事前準備が、リフォーム費用を賢く抑えるポイントになります。